「奥様はフィリピーナ」初デート編Vol,2

さてさて、長らく中断していた「奥様はフィリピーナ」の続編を進めていこう。
え~と、「初デート編Vol,2」だったっけ。

そんなわけで、いよいよ初デートである。
まずは車のない私は、わざわざそのためにレンタカーを借りに行くところから始まる。
よせばいいのに見栄を張っていい車を借りてまった、これで100ドル強の出費である。
はやる心をおさえながら、待ち合わせの場所へ。
彼女はもう待っていた、そして友達も。
そう、お店の規則で一人での外出は禁止なのである。
そんなわけで、彼女と友達を車に乗せていざデートの始まり始まり・・・とは言っても、彼女は友達と後部座席ではしゃいでいて、私はただの運転手って感じである。
「どこへ行きたい?」
と聞いたら、
「おなかがへった。」
との答え。
そこで、今は幻となった「チャランカノア ビーチレストラン」へ向かうことになった。
ここを知っている人、ましてやここで食べたことのある人は今何人いるのだろう・・・
ここにレストランをオープンさせると当時私が働いていた会社のBig Bossが言い出した時、正直
「アホちゃうか、ストアーひとつろくに運営もできんのに、何ほざいとるだ。」
と思ったものである。しかし、哀しいかな使われる身。
そんなことは口にできるはずもなく、ムダ金使ってまっしぐら。
そして、案の定半年で撤退となったのだった。
おっと、話がそれたが、私たちはこともあろうに私の会社のレストランに行ったわけなんだなこれが。
当然そこには私が使っている従業員がいるわけで、彼ら・彼女らの前では、マネージャーとしてそれなりに威厳を保っていた私が、デレデレしながら女の子と一緒にご飯を食べに来たことがどんな結果をもたらすのか、その事に気付いたのはレストランのドアを開けた後だった。
一同からあがる冷やかしの声と、鬼の首でも取ったかのような得意げな視線。
そんなかで彼女は私の横に腰かけた。
そう、日本では向かい合って座るものだが、あちらでは隣に座るのである。
今私は、日本でイタメシ屋のなんちゃって店長をしているが、外国人のカップルはよく隣同士で腰かける。おかげで、2名なのに4名席を用意せなかんくなるのである。
そう、彼女も私の横に腰かけた。そして、「あ~ん」してくれたり、時折私の口の周りをナプキンで拭いてくれるのである。さすがに恥ずかしい・・・・でも断ると気を悪くしそうで、さそわれるままに「あ~ん」してもらった。(ちなみに今では日本流に向かい合って座ります。でも時々「あ~ん」してもらいます。)
従業員たちの私を見る目が、ますますへんな好奇心に満ちてゆく中、彼女はますます私にべったりしてきた。まるで従業員達を挑発するかのように。(後から聞いたら、従業員達のからかう様な態度が気に入らなかったので、本当に挑発してたとのことです。)
そんなこんなで食事も終わり、その後はサイパン一周のドライブをして、彼女らのバラックスへ送り初デートは終了したのであった。
翌日、会社へ行くと従業員達がかわるがわる「あ~ん」の真似をしてからかってくる。
「そりゃあ自分の従業員達の前であんなことすりゃあからかわれるわい」
と、分かっていながらそこへ行ってまった自分に後悔しつつ、でもからかわれてちょっと嬉しい私なのであった。
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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記