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奥様はフィリピーナ 出会い編

ハピネスの写真
(何故だかハロウィンのサムネイルになっていますが、クリックすると「ハピネス」の画像になります。)

その日は、久しぶりにサイパンの老舗クラブ「ハピネス」へ行った。
当時私はテニアンから日本に帰り、そしてまたサイパンに舞い戻って約一年が立つ頃。まるで一人身の寂寥を紛らわすかのようにナイトクラブやライブハウスに出入りしていた。
「ハピネス」は、私が初めてテニアンで仕事をした時にも何度か訪れたクラブ、当時は1時間もいると軽く300ドルはとんでいくような、どちらかというとちょっと高級な部類に入るクラブだった。
その当時の記憶からか、サイパンに住んで一年近く経っても、そこに行くことはなかった。いや、一度半年ほど経った頃に行ったのだが、カラオケの音響・歌の種類が良くなくて、それっきりになっていた。
そんな私が何故「ハピネス」に行ったのかというと、たまたま店に「ハピネス」の女の子達が買い物に来て、ママさんに
「是非来てね。」
と誘われたから、また、女の子達も可愛い子そろいだった。
てな訳で久々の「ハピネス」へ、ママさんに「本当に来たよこの人。」みたいな眼で迎えられ、奥のほうの席に案内された。その時は、その席がやがて定位置になるとは知る由もなかった。
席に座って周りを見回すと、惜しいことに昼間目を付けた子はすでにお客さんついている。
ママさんに
「誰か指名ある?」
と聞かれても、こっちは名前なんか分からないし、
「誰でもいいよ。」
と答えウーロンハイをオーダーした。すると、小柄なおとなしそうな女の子がおしぼりを持ってやってきた。お昼に買い物には来ていなかった子だ。
「座ってもいいですか?」
とたどたどしい日本語。そして何故か
「ご飯食べましたか?」
と聞いてくる。
「なんでご飯?」と思いながら「食べてきたよ。」と答えた。
これが、後に私の奥さんとなる女(ひと)との最初の出会いだった。
この時は、お互いまさかそんな未来が待ち受けているとも知らず、もともと話しかけられなきゃあまりしゃべらないタイプの私は、無言でカラオケの曲を物色し、ただでさえおとなしいタイプの彼女は、そんな私の態度に話しかけることもできず、気まずい時間が二人の間に流れた。後で聞いたら怖かったらしい。
さて、カラオケの方はというと、マシンを変えたのか曲数も格段に増え、音響もやたらよくなっている。そしてなにより、私の好きな英語曲が充実していた。
「こりゃあ歌わにゃならん。」とボンジョビ・イーグルス・クイーンなどの曲を入れ歌う。彼女は30センチほど離れたところに座って、
「おかわりしますか」とまたたどたどしい日本語。
ただ、日本人慣れしてやたらおべんちゃらを言う娘が多い中、余計なことは何も言わない彼女には、ある種の居心地の良さを感じていた。 (本人に後から聞いたところによると、本当は私の事が怖くて、何をしゃべっていいのかも分からず、ひたすら時が過ぎるのを待っていたらしい。)そんなこんなで一時間、数曲を歌って「ハピネス」を後にした。
ホテルへの帰り道、
「なかなかいい感じの音響に、英語曲も充実しとったな、また行こまいか。今日座った子おとなしかったなぁ、わし、あんまりしゃべらんし退屈やったろうなぁ、まぁ次は(隣に)座らんやろ。」
等と考えながら満点の星空の下、ビーチロードを爆走したのであった。

これが、後に生涯の伴侶となる女(ひと)との出会いだった。
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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

コメント

「こわかった」という第一印象・・・うなずけます(w)
バンダナおやじ様を知らない方が、初めてであったら・・・そっりゃ・・怖そうでしょうねぇ(w)

San様の意見に1票!

ちづさんへ

私って見た目怖いですか?
自分じゃわからなくて、だってこんなに大人しいのに(笑)。

黙って立っていたら・・・かも・・です(w)
フレミングH・クリスマスカードのジャングル写真は、真ん中のいかついサングラスの方が,いちばん百戦練磨の戦士に見えますが・・気のせい?
武勇伝がいっぱいあるじゃないですか~(w)
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