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本当にあった怖い話シリーズ 5

「窓の向こうに・・・」

その時、レバサシさんはテニアン戦線にて負傷し、日本にて療養しており、私はひたすら戦友の帰りを待つ日を送っていた。
当時、日本人スタッフは全員で5人、恵まれた時代。内一人は家族で来ていたため、お子様用にスタッフハウスにはブランコが置いてあった。
その日、フィリピン人スタッフの女の子達が、休憩時間中にブランコに座りおしゃべりに夢中になっていた。
ブランコは、レバサシさんの部屋の窓から斜め右側にあり、座るとレバサシさんの窓が左側、妻帯者寮の出入り口が右側に見える。
と、突然当時妻帯者寮に住んでいたI氏の飼っていた犬(ポーニャ)が、レバサシ様の部屋にむかい唸りだした。
「え、なに?」と窓の方を見たとき、

「ぎゃ~っ!」  
    
 私はいつものように、事務所で帳簿とにらめっこをしていたら、突然おしゃべりをしていたスタッフが泣きながら飛び込んできた。
「おいおい何事よ、ちょー落ち着ゃーてあんたら」
「なにゆうとりゃーす!落ち着いとれんわぁ!うを~ん!」
「カーテンがよう・・カーテンがよう・・・わお~ん!」
「こわゃ~よ~・・こわゃ~よ~・・・びえ~ん!」

話によると、ポーニャが唸った時に、その視線の先にはレバサシさんの部屋の窓が・・・
すると誰もいないはずのレバサシさんの部屋の窓の内側にあるカーテンの裾が「すうっ」とめくれ上がり、のっぺりとした白い女の顔が、外を覗くようにして見ていたと言うのである!! 
「やっぱりあそこなんか居る!夜、カリカリ引っ掻くような音がする時があるし・・・こわいよ~!!」
と泣きじゃくる彼女達。しかし、

泣いてる彼女達の顔のほうがよっぽど怖かった。

確かに、あそこには何かが居るらしい。それは、この事件の他にもいろいろあって間違いないところである。
あの者達は何を求めて私達の前に姿を現すのか・・・
それは深い謎につつまれている・・・



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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

コメント

レバサシさんは、テニアン戦線復帰後も、良くその部屋に住んでいらっしゃいましたね。さすがです。

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